―しがない農学徒の雑記帳―
しがない農学徒が日々思うところを書き散らします。
生物学、統計学、その他色々
当サイトの主要コンテンツです。
生物学
- 昆虫一言メモ
- 視感度曲線の描き方
昆虫の色覚は視物質による光の吸収に始まります。光には色々な波長があります。どの波長の光を視物質がどれだけ吸収するかを示したものが視感度曲線です。近似的な視感度曲線の描き方を紹介します。
- 昆虫の視る色を数値化する
昆虫と人間では視物質のレパートリーが異なるため、同じ光であったとしても、昆虫の視る色と人間の視る色は異なります。ところで、色は光源と物体と眼という物理的な対象により構成されます。従って色を数値化する事が可能です。
- 昆虫の視る色を座標軸にプロットし、色空間を構築する
色が数値化されるという事は、色を座標空間上に対応づける事ができます。色が存在する座標空間上の領域、すなわち色空間を視覚化しました 。
- 色空間の拡がり方と視感度曲線の関係
視感度曲線が異なると色空間も異なります。この対応関係を定性的に調べてみました。
- 昆虫の色に対する行動をモデル化する
昆虫は光の波長組成という物理的な情報を視細胞において生理的な信号に変換し、その信号に基づき様々な行動を起こします。この光受容から行動にいたる過程を数値化し、統計学的に解析することで、光に対する昆虫の行動確率の予測モデルを構築する事ができます。光に対する基本的な反応である波長選好性を例に、モデル化の方法を紹介します。
- 昆虫の学習をモデル化する
本項も同じく構想のみ画像として公開中です。昆虫をとりまく世界は環境と呼ばれ、環境中には資源が分布しています。この分布の仕方は普通一様ではなくパッチ状です。環境は空間的に一様であるだけではなく、時間と共に変容します。すなわち、環境とは極めて不確かなものです。この不確かな環境を全知全能ではない昆虫が生き抜くためには、周囲の情報を収集し理解すると共に、世界観を更新していく、すなわち学習する必要があると想定されます。その学習の理論として様々なものが提唱されて来ましたが、そのうち管理人が個人的に面白いと思うものを紹介する予定です。
- 成長の指標
生物学をやっていると個体の成長を測定しないといけない状況が生じると思います。そんな貴方の参考になればと思い、執筆しました。
- 色々な尿
教育実習の思い出です。
統計学
主要コンテンツにしようと思ったのですが、なかなか手がまわりません。
初等統計学セミナー講義録
- 序論
- 記述統計学
- 確率
- 確率変数
- 主要な確率分布
- 標本抽出
- 検定
- 分散分析
- 相関
- 単回帰
- 重回帰
- ノンパラメトリック法
- 意思決定問題
その他色々